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【解決】「小さなお葬式」はおすすめできる?他社と比較した答え

投稿日:2019年3月30日 更新日:

chiisanaosoushiki-youtenzu

小さなお葬式っておすすめできるの?
他社とくらべて小さなお葬式は何がちがうの?

 

という疑問をお持ちの方向けの記事です。

 

葬儀社に20年勤めていた私の結論としては

 

「比較的小規模な、家族だけのお見送りなどを望まれる方におすすめできます。」

 

現代では、家族が亡くなってから搬送から通夜・告別式、火葬に至るまでを一貫して葬儀のプロにお任せする方も多くいるでしょう。

 

費用を抑えても必要最低限のことはしたいと言う方々に注目されている、いわゆる「定額仲介サービス」を請け負う会社があります。

 

それが「小さなお葬式」です。

 

小さなお葬式は価格を抑えた定額パックプランを提供し、追加費用のかからないサービスを掲げた葬儀サービス会社の先駆けです。

 

では、事実情報をもとにを説明していきましょう。

 

「小さなお葬式」とはどんな会社なのか?

小さなお葬式の概要

「小さなお葬式」は2009年にサービスを開始した式場紹介会社です。

 

創業から徐々に規模を拡大し、今では全国に4000もの提携葬儀社を持っています。

 

具体的にはインターネットサイトなどから希望プランを選び、提携の葬儀社へ紹介をしてくれ、希望の内容に沿った葬儀やそれに関する手続きを行うというものです。

 

よって、「小さなお葬式」が葬儀を執り行うのではありません。

 

あくまでも小さなお葬式が提携する葬儀社・葬儀場を希望者に無料で紹介してくれます。

 

無料で利用できる理由

小さなお葬式が紹介した提携葬儀社から手数料をもらう仕組みのため、利用者は無料で利用することができます。

 

葬儀のひと
同様のサービス会社に「イオンのお葬式」や「よりそうのお葬式」などがあります。

 

小さなお葬式の特徴

1.価格は抑えても華やかな生花祭壇をご用意

2.不当な請求に対する安心の返金保証

3.式場使用料が最大10万円分

 

価格は抑えても華やかな生花祭壇をご用意してくれる

小さなお葬式では、価格は他社より抑えても祭壇も見劣りのしないものになるよう心配りがあります。

 

生花祭壇の大きさは家族葬・一般葬は幅約2mの二段式、一日葬は幅約2mの一段式(供花一対は一般葬のみ)とボリュームのある生花を用意してくれます。

 

葬儀告別式の祭壇には生花は付き物であり、特に祭壇に飾られた花が少なかったりすれば見栄えも悪くなってしまいます。

 

不当な請求に対する安心の返金保証

利用者が希望し、納得の上申し込んだオプションなど以外の追加品目について、小さなお葬式の規定する金額を超える請求金額があった場合に限り、その差額が返金されます。

 

葬儀のひと
紹介して終わりではなく、最後までしっかりチェックしてくれるのは安心できるポイントです。

 

式場使用料最大10万円分が含まれる

プラン料金には式場使用料として最大10万円分が含まれています。

 

よって追加料金無しで高品質な式場を使用することも出来ます。

 

小さなお葬式の料金

お葬式の費用

小さなお葬式の料金システムは適正なの?
葬儀のひと
【※家族葬、参列者目安:15名~50名程度】の条件で、主要他社と比較していきます。

※お通夜・告別式から火葬まで、一般的な葬儀を行うプラン

 

同業他社と料金比較

小さなお葬式 493,000~553,000円

よりそうお葬式 418,000~478,000円

イオンのお葬式 511,800~555,800円

 

同規模(参列者数)の家族葬で比較して見ると、小さなお葬式は最安値ではないものの、比較的安価なプランで葬儀を執り行うことが可能です。

 

あくまでもご紹介した金額は総額だけの比較です。

 

葬儀のひと
具体的なサービス内容の違いについてみていきましょう。

 

小さなお葬式と他社とのサービス比較

お葬式のプラン内容詳細

小さなお葬式の家族葬プランには下記のサービス内容が含まれます。

 

輸送・安置〜依頼まで

含まれるサービス内容 ちいさなお葬式 よりそうお葬式 イオンのお葬式
寝台車※1 最長50km×2回 病院→安置所、安置所→斎場

各最大50kmまで※2

最長50km
安置場所 4日まで 3泊4日まで 5日まで
枕飾り 地域やしきたりに合わせて用意 白木枕飾り壇(白木机) 含む
線香・ローソク 葬儀に必要なものすべて 線香・蝋燭など一式 含む
ドライアイス※3 4日まで 4日まで 4日まで

※1 「寝台車」の距離は次の区間から算出【車庫(車両の出発地)→ご遺体のある施設(病院など)→安置場所】

※2 50kmを超える場合、5,400円/10kmの追加料金

※3 5日以降は1日につき10,800円の追加費用

 

通夜・告別式

サービス内容 ちいさなお葬式 よりそうお葬式 イオンのお葬式
納棺の儀式 納棺は当社スタッフが対応※1 納棺は当社スタッフが対応 含む
遺影写真  カラー(四つ切・
キャビネサイズ)計2枚
 カラー(四つ切・
キャビネサイズ)計2枚※2
 カラー(四つ切・
キャビネサイズ)計2枚
位牌・野位牌 白木位牌 白木位牌 白木位牌
お別れの花・枕花 生花祭壇には花を利用 プラン内に含む 生花アレンジ 炉前
式場使用料 最大100,000円(税込)まで 50,000円まで含む※3 50,000円まで
祭壇用供物 なし なし なし
運営スタッフ 担当1名/スタッフ2名 担当1名/スタッフ2名 担当1名/スタッフ2名

※1 納棺師を希望される場合は別途費用

※2 追加発注を希望の場合は16,200円

※3 東京・神奈川・千葉・埼玉の一部:190,000円の追加

 

通夜・告別式➁

含まれるサービス内容 ちいさなお葬式 よりそうお葬式 イオンのお葬式
お別れの儀式 通夜・告別式を含む 通夜・告別式を含む 通夜・告別式を含む
会葬礼状 告別式・火葬で各30枚まで(計60枚) 50枚まで 50枚まで(プロが作成)
焼香設備 プランに含む プランに含む プランに含む(レンタル)
司会進行 2日間 2日間 2日間
受付事務用品 会葬儀・事務用品・会計帳 50名分まで 参列人数分(50枚程度)
案内看板 なし なし 式場案内看板

 

火葬・法要

含まれるサービス内容 ちいさなお葬式 よりそうお葬式 イオンのお葬式
霊柩車(※1) 50kmまで 病院→安置所、安置所→斎場※2

各最大50kmまで

50kmまで
後飾り祭壇 地域のしきたりに合わせて用意 地域のしきたりに合わせて用意 地域のしきたりに合わせて用意
火葬場利用料 市民料金相当額を含む 15,000円分を含む※3 15,000円分※4
納骨器・骨壷 一般的な白色骨壷や骨箱 一般的な白色骨壷や骨箱 白(斎場指定を含む)の骨壺含む

※1 「霊柩車」項目の距離は次の区間から算出【車庫(車両の出発地)→安置場所→火葬場】

※2 (50kmを超える場合、5,400円/10kmの追加料金)

※3 (東京・神奈川・千葉・埼玉の一部:60,000円の追加)

※4 (東京・埼玉の一部エリアは59,000円分)

 

小さなお葬式と他社の相違点

3社ともほぼ同じようなサービスが料金に含まれていますが、よく比較してみるといくつかの違いがあります。

 

ちいさなお葬式は式場使用料が最大10万円含まれており、他2社と比べて5万円もお得です

 

注意

小さなお葬式では、火葬場や寝台車・霊柩車などを使用する料金について、プラン内容より超過した分の追加料金が明記されていませんのでしっかり確かめましょう。

 

小さなお葬式の悪いと良い

小さなお葬式のデメリットとメリット

デメリット

  • 規模の大きな葬儀には不向き
  • ホームページ上ではオプション価格がわからない(追加料金を確認する必要がある)

メリット

  • 定額パック料金を提示し、安価でも必要最低限のサービスを提供
  • パック内の式場使用料が他社よりも高額のため安く利用できる

 

小さなお葬式のQ&A

Q&A

事前にお葬式をする葬儀場・斎場を知りたいのですが。
葬儀のひと
電話もしくは、WEB資料請求すると、実際に式を行う葬儀場の案内が送付されます。

 

本当にセットプランの内容で葬儀ができますか?
葬儀のひと
全てのプランにおいて、お葬式に必要な物品・サービスを含んでいるため、セットプランの内容でお葬式を行えます。

ただし、葬儀の日程やお住いの地域の規定、ご希望される葬儀場、オプションの追加などによっては、プラン料金以外に費用がかかる場合があります。

 

式場使用料最大10万円はどのような葬儀にも利用できますか?
葬儀のひと
一般葬・家族葬の場合は、一日葬は5万円です。

お葬式には大きな費用を必要としますので、最低でも5万円が浮くというのはありがたいポイントです。

 

小さなお葬式の総評

葬儀社についての総評

「家族だけでひっそりとお別れをしたい」

「規模は小さく無駄を省いた安価な葬儀」

 

を求めている方には小さなお葬式はおすすめできます。

 

家族葬以下の規模でお葬式を希望される方には料金も明確に示された定額パックがあり良心的です。

 

ただし、前述した通り、一般葬以上の比較的規模が大きな葬儀をおこないたい場合、追加料金などが都度必要となり割高になる可能性もあります。

 

オプション料金については、詳細見積もりをしなければ不確かな事も多く見受けられます(小さなお葬式に限った話ではありません)

 

葬儀費用は地域特性などもあり千差万別ですが、打ち合わせの際に葬儀社とよく確認しながら見積もりをしなければトラブルのもとです。

 

なぜなら毎年、国民生活センターに葬儀費用に関する苦情や相談が寄せられているのも事実です。

 

葬儀費用の相場は不透明な点が正直なところが多いので、適正であるか確認するには複数社の見積もりで比較することがおすすめです。

 

利用される方それぞれの条件によって、また地域性などで大きく異なってくることが多いのが葬儀です。

 

近くの葬儀屋にと、他社と比べもしないで即決してしまうのは全くおすすめしません。

 

また、口コミや評判全て鵜呑みにはせず、参考にとどめてましょう。

 

確かなことは、あなた自身で複数社に見積りを取って、冷静に料金・サービス内容を比べて決めることが最善です。

 

葬儀のひと
後悔しない葬儀社選びの参考になれば幸いです。

 

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